期間工になる理由の1つが正社員になることだと思います。しかし誰もがなれる訳ではなく、正社員登用試験を受ける必要があります。
試験は面接や筆記などがありますが、勤務態度や仕事に対する姿勢、最低限のコミュニケーション能力なども必要です。
これから期間工として働き正社員を目指す人や、すでに期間工として働いている人で正社員を目指そうと考えている人は、ぜひ参考にして下さい。
- 【目次】期間工から正社員になるコツまとめ
期間工が正社員になるためのコツ
期間工から正社員になるために大事なポイントとしては、実際に就活をしているときの面接などがベースになっています。しかし、そのベースが一般的な就活よりも少し高い位置にあるという認識を持ってください。
また、面接に合格するためには、単に面接者に好印象を与えるだけでは不足です。日々の仕事の中に、合格するために必要なことが潜んでいます。
決して難しい事ではありませんが、気を抜いてしまうと良い結果を生むことはできません。働き始めたその瞬間からの積み重ねが、正社員への道を行けるかどうかの分かれ道になります。
それでは、正社員になるために必要なポイントをあげていきます。
正社員登用試験は筆記試験と面接試験がある
期間工から正社員登用には、2つの条件があります。
1つは、期間工として契約の更新をしながら、ある程度の期間勤務すること。だいたい、1年以上だと思ってください。
2つめは、本人の希望があること、なおかつ職場を管理監督する人からの推薦があることです。
そして、正社員登用試験には、筆記試験と面接試験という2つの関門があります。それぞれに、ポイントがあります。そのポイントをあげていきます。
筆記試験のポイント
どこの企業でも正社員登用試験の第一歩は、筆記試験です。一般的な就職試験と同じように、思考力や基本計算能力が問われます。
筆記試験はマークシートを使った試験になります。ポイントとしては、表の読み取り能力、推論、速さが求められます。
学生時代に勉強したことがほとんどになります。決して難問というわけではありませんが、学業から離れている期間が長ければ長いほど、難しく感じます。
そのため、期間工として働きながら試験を受けるのですから、数ヶ月前から勉強をしておく必要があります。
テキストは書店の就活コーナーに行くと、かなり多くの対策本があります。何冊か揃えて、徹底的に勉強をしておきましょう。
面接試験のポイント
面接試験では、提出した履歴書をもとにして、面接担当者から質問を受けます。内容は、一般教養的なことから、かなり突っ込んだものまであります。
ポイントは、一般教養に対する答えは「できて当たり前」だということです。最低限、新聞は読んでおく必要があります。
なぜ「できて当たり前」なのかというと、一般教養を数値化しても、その人の評価には値しないと判断している企業が多いからです。
そして、「なぜ正社員になりたいのか」「正社員として自分が相応しい理由」を聴かれます。ここをいい加減に答えてしまうと、まず、正社員登用は無理です。
面接には、職場を管理監督している人の推薦状が必要です。そして、その推薦状には日ごろ自分が仕事に向かう姿勢や、仕事に対する考え方なども記載されています。その中にある内容と、面接の時の答えに開きがあってはいけません。
事前に推薦状を書いてくれた人に、正直に「どんな答えをすれば適切でしょうか」と聞くことも良いかのしれないですね。
なお、当サイトでは期間工の体験談を募集しており、正社員になった人から頂いています。参考になると思いますので、合わせてチェックしておきましょう。
筆記試験や面接試験以外のポイント
期間工から正社員になるためには、筆記試験や面接も大事ですが、それ以外にも大事なことがあります。もしかすると筆記試験などより大事なポイントになるかもしれません。
正社員からの推薦が必要
期間工から正社員になるためには、筆記試験と面接試験に合格することは、絶対条件です。しかし、ある意味でもっと大きなポイントとして、職場を管理監督している人の推薦状の内容があります。
この内容をいかに良くすることが出来るのかが、大きなポイントになります。そして、これは働き始めた瞬間から始まっていると思って間違いはありません。
仕事に対する姿勢や勤務態度も大事
遅刻・早退・欠勤などは確実に評価を落とします。休憩時間なども含めて、勤怠はしっかりしなくてはいけません。休憩から戻ってきたらそのまま仕事に就くのではなく、「休憩から戻りました。ありがとうございました」などと、存在をアピールしておきましょう。
上司から仕事上の指摘があった時なども、きちんとした態度で良く聞きましょう。そして、指摘が終わったら「ありがとうございました」とか、場合によっては「申し訳ありせんでした。以後気を付けます」などと、きちんと礼や詫びをいっておくことも必要です。
このときに理解できないことがあればそのままにしないで、理論立てて相手に分かるように質問をした方が良いですね。
ただし、注意されたときに自分に非がないと思っても、逆らうような態度をしないことです。自分では気が付かなかっただけで、実はやはり非のあることが多いからです。素直に聴きましょう。
コミュニケーション能力もあると◯
そして、常に職場の人たちとは良好な関係作りをすることも大切です。これが上手くできていれば、コミュニケーション能力があるという評価を受けやすいからです。
工場勤務だからといって、ただ仕事をコツコツやるだけではなく、やはり人としてのコミュニケーションは絶対に必要だからです。正社員になれば、さまざま人とかかわっていくことになります。コミュニケーション能力は、欠かせない条件です。
社内のミーティングには積極的に参加する
そして、仕事が終わった後などに、集合がかかってミーティングなどをすることもあります。こんな場面では積極的に、しかも的確な発言をして、職場に対する貢献度を示す必要があります。
まとめると、真面目な勤務態度で、優秀な仕事をして、しかも積極的な仕事に対する姿勢と職場に対する貢献度を示すことが必要です。要するに、職場にとって必要な人材であることを、常にアピールすることが必要です。
大量に正社員登用をしている大手企業を狙おう
最後にもうひとつ正社員になるためのポイントとして、トヨタやスバル、アイシンAWなどの大手メーカーに狙いを定めて、期間工になるというのもポイントです。
2017年の発表されているトヨタの情報では、期間従業員から正社員にする人数を500人にすると発表がありました。しかも毎年正社員登用の人数が増加しているようです。
期間工から正社員になりたいと考えているなら、このような大手企業の期間工を狙うのもおすすめです。あとはこの記事に書いてあるポイントに注意して、正社員を目指してがんばりましょう！
高待遇！大手メーカーおすすめ求人
| 勤務地 | 本社工場、元町工場、上里工場、三好工場、衣浦工場、田原工場など全10工場 |
|---|---|
| 月収目安 | 28.3～30.6万円 |
| 入社祝い金 | 入社祝い金60万円 メーカーより特別手当40万円 |
| 満了慰労金 | 300万円以上（35ヶ月満了時） |
| 寮費・光熱費 | 無料（食事補助有） |
| 勤務地 | 本工場（太田市）、矢島工場（太田市）、大泉工場（邑楽郡） |
|---|---|
| 月収目安 | 27.9～29.6万円 |
| 入社祝い金 | 最大55万円 |
| 満了慰労金 | 最大122万円 |
| 寮費・光熱費 | 無料 |
| 勤務地 | 追浜工場、相模部品センター、栃木工場、いわき工場 |
|---|---|
| 月収目安 | 33.9～34万円 |
| 入社祝い金 | 30～50万円 |
| 満了慰労金 | 最大94万円 |
| 寮費・光熱費 | 無料（食費補助有） |
| 勤務地 | 中津工場 |
|---|---|
| 月収目安 | 32.3万 |
| 入社祝い金 | 15万円 |
| 6ヶ月勤務の手当 | 6か月ごとに慰労金支給あり※規定有 |
| 寮費・光熱費 | 寮費無料、光熱費不明 |
| 勤務地 | 藤沢工場、栃木工場 |
|---|---|
| 月収目安 | 21～32.9万円 |
| 入社祝い金 | なし |
| 満了慰労金 | 21万円（3ヶ月勤務ごと） |
| 寮費・光熱費 | 無料（食事手当有） |
※このランキング内で紹介している情報は求人サイトを参考に2022年1月に作成したものです。
※記載している入社祝い金や継続勤務の手当は時期や各企業の条件等によって増減します。
