「期間工になって稼ごうと思ってなってみたら、意外にその職場が気に入ってしまった。このままずっとこの職場で働いていたいという理由で、正社員になることはできるのだろうか?」
こんな疑問のある人は、案外います。期間工になる理由は、やはり稼ぎたいといことが一番多いようです。しかし、正社員を目指す人も少なからずいます。
初めは単純に稼ぎたいと思って期間工になったのですが、働き始めたら収入や待遇はもちろんですが、意外に職場や会社そのものに魅力を感じることもあります。
そこで、こんな場合、期間工から正社員になることはできるのかどうか、ということについて考えていきます。
期間工から正社員への道はあるのか?
まず初めに、この疑問があります。答えから先にいってしまうと「Yes」です。
現在期間工を採用している大手企業のほとんどには、「正社員登用制度」があります。中には「15年度○○人正社員登用の実績」などと明記している企業もあります。
ウソの広告は、一種の「虚偽・誇大広告」にあたります。虚偽・誇大広告とは商品の内容や、サービスのあり方について、事実に反する表現や誇張した表現を使って、その広告をみた人に誤認をさせることです。
そういう表現をしている広告をみた人が誤認をすることによって、公正な競争とはいえなくなる恐れがあるため、「不当景品類及び不当表示防止法」によって禁じられています。
これを破ると、消費者庁から事情聴取を受けることになります。大企業が率先して、消費者庁から事情聴取を受けるようなことをやるとは、あまり考えられません。
この為、実際に期間工から正社員になった人は、それなりの人数になると思われます。つまり、期間工から正社員になる道は確かにあることになります。
望めば割と簡単に正社員になれるのか?
正社員になるための方法として、「正社員登用試験」を受けて合格することが必要です。試験は、筆記試験と面接試験があります。
しかし、試験に合格するためには、職場の責任者クラスからの強い推薦が必要だといいます。要するに、日ごろの仕事に対する姿勢や職場への貢献度を判断するために、職場を管理監督する立である責任者からの、強い推薦が必要だということですね。
この為、望めば誰でも割と簡単に正社員になれるわけではありません。正社員への道は比較的タイトだといえます。
正社員になるための努力目標は?
正社員になるための努力目標は、まず、日々の仕事を前向きに、しかも確実にこなしていくことです。
そして、その企業にとって必要な人材であることを積極的にアピールすることで、職場の責任者に認めてもらう必要があります。
もちろん、その企業の社風に合うような言葉遣いや態度で、他の人たちと接することはいうまでもありません。
また、仕事以外の場面でも職場の人たちと、積極的にコミュニケーションを取る姿勢を見せることも、大切な努力目標です。
期間工の場合は、いわれたことだけをやっていればなんの問題もありません。しかし、いったん正社員になった場合、社会人として、その企業の正規従業員として相応しい、バランスの取れた能力が要求されるからです。
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