
今年も地獄の夏が終わって、秋がやってきました。なんで地獄の夏なのかっていうと、単純に工場の中が暑すぎるからです。
基本的にエアコンはありますけれど、涼を提供してくれるような能力はありません。とにかく暑い、の一言です。トヨタにいた時も、スバルにいた時も、そして今のところでも、やたら暑すぎます。
自分のいる班では誰も倒れなかったんですけれど、別の班では熱中症で倒れた人が、今年も出たっていいます。
なにしろ、工場がバカでかいしかなり騒音がある職場なんで、救急車が来ても気が付かないんです。だから、就業中はどこの班の誰が倒れたのかは、分かりません。昼飯のときに、そんな噂が出るだけです。
自分は小学校から高校までずっと野球をやっていたんで、暑いとは思いますけれど、案外平気です。なにしろ、真夏の超暑い炎天下で、いわゆる100本ノックみたいなやつをやるわけですから。おかげで、耐性が付いているのかも知れないですね。
でも、熱中症対策はそれなりにやっています。それに、就業規則に反しない範囲で、清涼グッズも使っています。
今回は、期間工になってからやっている、熱中症対策について話しますね。これから期間工を目指そうと思っている人も、すでに期間工をやっていて、熱中症対策を考えている人も、参考にしてください。
熱中症死亡者数第2位の製造業
なんとなく気になって、業種別の熱中症死亡者数を調べてみたんです。データはちょっと古くて、平成22年から平成24年までのものしか出てきませんでした。まあ、検索の仕方が悪かったのかな?
そうしたら、製造業が第2位でした。1位は建築業で35人、2位が製造業で13人、3位が農業で8人、そして4位が意外なんですけれど警備業で7人、以下林業の5人、運送業の2人となっています。
製造業は屋内作業だから、それほどでもないだろうと思っていたんですけれど、屋外作業の農業や林業よりも上位だったということに、少々不安を覚えました。
やっぱり、期間工は真面目に熱中症対策をしないと、もしかしたら命にかかわる問題なんだなって、改めて思いました。
熱中症のメカニズムは?
熱中症対策を真面目にやるためには、まず、熱中症のメカニズムを知っておくことが大切です。
熱中症とは理由は別にして、上がり過ぎた体温を上手く調節できなくなってしまった結果、起きる症状です。
人間は体温が上がり過ぎると、自律神経の働きで体表にある皮下に血液をたくさん送り込んで、一気に放熱をさせて体温調節をすることと、汗をいっぱい掻いて蒸発するときの気化熱で体温調節をします。
だけれど、高温の環境に長時間いると、この機能が上手く働かなくなって、急激に汗を掻いて水分と塩分が一気に失われることがあります。
この結果、痙攣や眩暈、頭痛や吐き気なんかの症状が出ます。この段階で手当てをすれば、大変なことにはならないんですけれど、本人が我慢をしたり、周りの人が気づかないとヤバイことになります。
こんな感じで、高校の時の野球部のコーチが説明してくれました。だから、自分たちは常に水分と塩分の補給をしながら、試合や練習をしていました。倒れた奴は、誰もいませんでしたね。
自分がやっている熱中症予防対策-1
自分がやっている熱中症対策は、基本的に野球部にいた時のことをベースにしてやっています。予防策ですね。
まず、水分と塩分を程よく補給することです。喉が渇いたと感じてから水分を補給するのではなく、定期的にこまめに補給するようにしています。
そして塩分補給です。これは、岩塩のサプリや塩飴なんかを使っている人もいますけれど、あれだと塩分過多になっちゃいそうなんで、自分は野球部のときと同じように、スポーツ飲料を飲んでいます。
スポーツ飲料だと体液に近い成分なので、吸収も早いし、水分と塩分だけじゃなく、発汗で失われたミネラルも補給できるので、かなり有効です。
お茶やコーヒーだと利尿作用が強いんで、仕事中にラインを止めてトイレに行くことになっちゃいます。それに、塩分やミネラルは取れません。
やっぱり、自分にはスポーツ飲料が一番適していますね。たぶん、同じ環境で働いているんですから、他の人も同じじゃないかなって思います。
ちなみに、コンビニで買うより、通販でまとめて買った方が安いですよ。
自分がやっている熱中症予防対策-2
2番目は、しっかり飯を喰うことです。熱中症は、身体の機能が低下、或いは狂っちゃうから発症するわけなので、しっかり飯を喰って、体力の低下を防ぐ必要があります。
その為には、バランスの取れた内容の飯を、3食しっかり喰って、身体の抵抗力を常に維持することが必要です。
野球部の夏合宿のときも、コーチが「しっかり飯は喰え。喰っておかないと、後で倒れるぞ~」って、飯の時にいつもいっていました。これは、期間工にも当てはまります。
自分がやっている熱中症予防対策-3
3番目は、しっかり質の良い睡眠を摂ることです。質の良い睡眠は、身体はもちろんですけれど、脳もしっかり休めることが出来ます。
つまり、脳の機能を維持していけることになります。体と脳がしっかり働くことが出来ていれば、環境に順応するように機能調整が出来ますから、熱中症になることを防いでくれます。
これも、野球部のコーチがいつもいっていました。「ちゃんと寝ておけよ。寝ないと、明日、ばてて倒れるぞ」って、自分たちを指導してくれていました。
野球部の練習は全身運動ですけれど、期間工の仕事は局所疲労です。この局所疲労を解消するために、自分は仕事が終わった後、軽いジョギングをしてから、ゆっくり風呂に入ります。
こうすると、全身の血行が良くなって、老廃物をきれいに回収してくれますし、仕事のストレスを断ち切ることが出来るので、良く寝られます。
この3つが、自分の自分がやっている熱中症予防対策です。
熱中症予防に役立つ清涼グッズ-1
自分が使っている清涼グッズのひとつに、作業着の下に着る「クールビット」っていう、ベストみたいなものがあります。
背中側にポケットがあって、保冷剤が入るようになっています。保冷剤の効果が切れても、水の気化熱でそこそこの冷感がありますから、結構いい感じですね。
熱中症予防に役立つ清涼グッズ-2
次に、「服の上から体を冷やすスプレー」を、休憩時間に使っています。使い方は簡単で、肌にくっ付いているシャツなんかの上から、シューっと吹きかけるだけです。
かなり冷たく感じますし、効果はたぶん20分ぐらいは続いているかなと、感じます。ただ、缶が意外に大きいんで、工場内に持ち込めないことがネックですね。
でも、休憩時間ごとに使うと、気分的にもかなりいいですね。
熱中症予防対策をしっかりやって、夏を乗り切ってください。