契約社員の期間は何ヶ月が平均なの?最長と最短はどれくらい?

契約社員の期間は何ヶ月が平均なの?最長と最短はどれくらい?

契約社員とは有期労働契約の一種であり、期間を設けて雇用する社員のことを意味します。

最近では契約社員というスタイルで雇用する企業が増えていて、ニーズが高まりつつあります。

今回は平均期間やメリットデメリットなど契約社員とはどのような働き方なのかを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

契約社員の期間はどれくらいが目安なのか?

一番心配なのは契約期間についてで、特に長く働きたい人にとっては気になるところだと思います。

契約社員の契約期間には、上限3年までという規定があります。また下限については特に規定はなく、平均期間は6か月~1年です。では契約期間について詳しく見ていきましょう。

最長期間について

契約社員の契約の上限は、3年までと定められています。たとえ3年を超える契約を結んだとしても、規定違反となり無効。3年で契約は終了となります。

ただし、上限は3年と定められていますが契約の更新はできます。事業主との合意があれば再び契約を結ぶことも可能です。

ただし、2012年に労働法の改正があり契約社員として同じ職場で5年以上働いた場合、本人が希望すれば正社員登用を企業側が承諾するという内容が決まっています。

そのため、トータルで5年以上の契約更新をしてくれる企業はほとんどありません。1つの職場で契約社員として働けるのは、長くても5年までと考えておきましょう。

最短期間について

契約社員の最短期間は特に定められていません。極端な話、1日でも問題ないという事になります。

ただし、仕事を円滑に進めるためには、ある程度の期間が必要となるため、通常は数か月~数年の契約を結びます。

最も多い期間は6か月~1年。契約社員の半数以上がこの期間で契約しています。

例外について

契約期間は最長で3年と定められていますが、例外によって最長5年の契約を結ぶことができる場合があります。

  1. 満60歳以上の人
  2. 高度専門職(博士号を持つ人、医師、弁護士、税理士、会計士など)の人

このどちらかの条件を満たしている場合、契約期間を最長5年まで結ぶことができます。

契約社員に向いている人向いていない人

契約社員は、無期限で働くことのできる正社員と違い、短い期限を設けて働くことになります。そのため、人によって向き不向きがあるのも事実。

留学や開業を予定している人や、短い期間で色々な経験を積みたいという人には向いていますが、将来の安定を求める人には不向きです。

自分に向いているかどうかを判断するために、次のメリットデメリットを確認してみてください。

契約社員のメリット

ライフプランに合わせて働ける

契約社員の一番のメリットは、ライフプランに合わせて働くことができるという点。

例えば、「3年後に留学したい」といったライフプランを持っている場合、契約社員として働く方が都合の良い場合があります。

また、独立開業を考えている人は、色々な業種を経験してみるチャンスとして働くこともできます。数年ずつ色々な経験を積むことで、開業するためのノウハウを身に付けることができます。

その他には、結婚や出産を控えた女性にもおすすめです。いつか結婚や出産を機に退職したいと考えている女性にとって、短期間で満了する契約社員としての働き方が合っている場合もあります。

時短勤務ができる

契約社員は、勤務時間を変えて働くこともできます。

企業によっては正社員よりも短い時間で働くことができるので、育児中のお母さんやダブルワークをしている人にとって、働きやすい環境が整っています。

また、無理な残業なども少ないためプライベートを充実させやすいというメリットもあります。

副業ができる

正社員の場合、会社の規定にもよりますが副業が認められていない場合があります。一方で、契約社員は副業が自由にできます。

ただし企業により禁止されている場合もあるので、注意してください。

契約社員として働きながら副業をすることで、収入も多くなりますしスキルアップにもつながります。

色々な経験ができる

契約社員として色々な職場で働くことで、色々な経験を積むことができます。

営業、事務、人事、接客など、色々な職種を通じて、自分に合った仕事を見つけられたりスキルアップしたりできます。

契約社員のデメリット

長期雇用が難しい

契約社員には雇用期間が定められていますし、契約更新ができたとしても、最長で5年が限界です。

さらに契約の更新は事業主の都合で決まるため、更新時期になるとヒヤヒヤしてしまうという人も多いようです。

契約期間の満了が近づいてきたら次の職場を探す必要もあり、長く安心して働きたいという人には向いていません。

福利厚生が充実していない

契約社員でも社会保険や雇用保険に加入したり、有給休暇やボーナスなども支給されます。

ただ、やはり正社員と同様の福利厚生をもらえるわけではありません。

もともと契約している期間が短いので、育児休暇などの長期休暇を取得することはできませんし、交通費や住宅手当などの各種手当も少ない場合があります。

昇給や退職金がない

契約社員の場合は、働く期間も短いので、昇給や退職金はありません。

もちろん出世して役職に就くという事もないので、契約時の給料のみしか受け取ることができません。

ただし、新たに契約を更新する時に、契約内容の見直しなどで給与が上がる企業もあります。

まとめ

契約社員には、契約期間に上限が定められています。1回の契約で最長3年まで(高度専門職と60歳以上は5年)、契約更新は1つの職場で最長5年までと期間が決まっています。

長く安定して働き続けたいという人には向いていませんが、数年後に計画している予定がある場合や、色々な職場を体験して経験を積みたいという人には向いています。

契約社員についての正しい知識を身に付け、自分に向いているかどうかをきちんと見極めましょう。